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治らない猫風邪の治し方。黄色い鼻水やくしゃみが止まらない。

風邪を引いた猫

ある日突然、猫がくしゃみをしながら黄色い鼻水を飛ばしてる!とびっくりしたことはありませんか?

くしゃみ鼻水目ヤニは、猫風邪の典型的な症状です。

重くなると口で息をするようになったり明らかにグッタリするので、飼い主としてはとても心配になりますよね。

このページでは、愛猫のなかなか治らない猫風邪に奮闘してきた筆者が、獣医さんに聞いた治し方や猫風邪をひいたときのアドバイスをご紹介します!

猫風邪の症状と原因を獣医さんに聞きました

猫風邪とはウイルスによる感染症のことをいいます。

人間の風邪の症状と似ているため猫風邪と呼ばれているのですね。

猫風邪になると

・発熱
・くしゃみ
・せき
・ドロっとした鼻水
・鼻づまり
・結膜炎
・口内炎

などの症状がみられ、いくつかの症状が同時に出ることもあります。

猫に熱があるかどうか確かめるためには、耳を触ってみてくださいね。

触れてみて明らかにいつもより熱ければ、発熱していることが多いです。

猫風邪は放っておくと重篤化してしまいますし、多頭飼いのお家だと、くしゃみや鼻水で他の猫にも伝染ります。

様子がおかしいな?と思ったら早目に病院で診てもらってくださいね。

猫風邪の原因は?

・同居猫からのウイルス感染
・お散歩中のウイルス感染
・人間が外から持ってきたウイルスによる感染
・ストレス

猫風邪はくしゃみなどによる飛沫感染で伝染ります。

外をお散歩させていると猫風邪をもらってくることがよくあるので、できれば最初から完全室内飼いにするのがおすすめですよ。

また、ペットホテルに預けたりして大きなストレスがかかると、免疫力が弱まって猫風邪にかかりやすくなります。

ワクチン済でも猫風邪になるって本当?

動物病院に行くと毎年予防接種をすすめられますよね。

3種ワクチンで

・猫ウイルス性鼻気管炎(猫風邪)
・猫カリシウイルス感染症(猫風邪)
・猫汎白血球減少症

の予防ができます。

とはいえ、我が家の猫はワクチンを打ったにも関わらず猫風邪になりました…。

ワクチンでは猫風邪は完全には防げないといいます。

ただ、接種しておくと軽い症状だけで済むようになるため、毎年しっかり予防接種は受けさせてあげましょうね。

猫風邪の治し方と対策を獣医さんに聞きました

我が家の10歳の猫が、猫風邪をこじらせた時期がありました。

愛猫が苦しそうに口で呼吸したり、黄色い鼻水を垂らしてグッタリしている姿は見ていて本当にツライですよね。

このまま亡くなってしまうのでは…と心配になるほど苦しそうにしていました。

病院では

・抗生物質の注射
・点滴で水分補給
・目薬
・内服薬

などで治療をしてもらえます。

症状が軽ければ数日で治りますが、重くなると数ヶ月かかる場合もあります。

我が家の猫は、ほぼ毎日病院に通って2週間で治りました。

肺炎を発症すると入院することもあるため、早目に診てもらい症状を抑えることが大切です。

猫風邪で発熱したり鼻が詰まると、猫の食欲は驚くほど落ちてしまいます。

我が家の猫もいつものフードを全く食べなくなってしまいましたが、色々と試行錯誤したところ、これだけは食べてくれました。

ヒルズ 療法食 プリスクリプション・ダイエット a/d 156g缶 犬猫用療法食

獣医さんに勧めてもらった療法食です。
病気のときや避妊手術の後など、猫が弱っているときにおすすめの缶詰です。
かなり匂いが良く、見るからに美味しそうですし、やわらかいので食べやすいです。
猫風邪のとき、我が家の猫もこれだけは食べてくれました。

 

チャオ ちゅ〜る 総合栄養食 とりささみ

食欲がないときに、なめるだけで簡単に栄養が取れる総合栄養食です。
香りが強いので、鼻が詰まっている猫でもペロペロ食べてくれました。

ちなみに猫風邪の治療費は1日あたり6000円程度で、こじらせたため全額60000円以上もかかりました…。

今は治療費が70%引きになるペット保険などもあるので便利ですよね。

ペット保険、飼い主さんには本当にオススメです。

 

治らない猫風邪を治すためにできることは?

なかなか猫風邪が治らない…と悩む飼い主さんは多いのですが、それもそのはず。

猫風邪は一度ひくと、その後ずっと菌が体の中に住み着いたままなのです。

治っても免疫力が弱ったり老猫になると、住み着いている菌が活発になり、また発症してしまうのですね。

猫風邪の菌を完全に排除してあげることは不可能ですが、病院での治療とあわせて、おうちでは次のようなケアができます。

 

・静かに休めるベッドを用意する
・猫風邪のときは食べやすい缶詰を与える
・保温と保湿をしっかりする
・ストレスのかからない生活環境を整える

 

猫風邪の治療でも予防でも、おうちでは静かに休ませてあげることが大切です。

弱っているとき、猫は本能的に隠れられる場所を探しますので、安心して休めるベッドを用意してあげるといいですよ。

人間のインフルエンザなどと同じように、冬は乾燥してさらにウイルス感染しやすくなります。

お部屋の温度は24℃前後、湿度は60%程度に加湿してあげると良いでしょう。

 

ねころん しろ

猫が隠れられるドーム型のベッドです。
入り口が大きめなので体調の悪い猫でも出入りしやすく、飼い主さんがドームの中を観察しやすいですよ。

 

ZNT 超音波式アロマディフューザー 萌えニャンコ

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乾燥しているとウイルスが増殖しやすくなります。
猫のためにも人間の風邪予防のためにも、冬は加湿器を置くのがおすすめです。

 

キャットタワー 突っ張り キャットツインタワー 全高240〜260cm

キャットタワー

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日頃からストレス解消させてあげると免疫力が高まります。
猫は上下運動したい生き物なので、キャットタワーは大はしゃぎで喜びますよ。

 

まとめ

くしゃみや鼻水など、猫風邪の気配を感じたらすぐに病院へ連れていきましょう。

早目に治療することで、症状が軽いうちに治してあげられます。

普段から猫が過ごしやすい生活環境を整えたりと、おうちでできる予防法も試してみてくださいね。