猫の毛に白い粉のようなものが付いていて、ビックリしたことはありませんか?
ポロポロとした白い粉の正体は、なんとフケなのです!
猫も人間と同じように、皮膚からフケが出ることがあるのです。
新陳代謝によるフケなら心配することはありませんが、量が多すぎたり急に出た場合は、猫が体調を崩している可能性も。
このページでは、猫のフケの原因の見分け方やおすすめ対策法を、獣医さんのアドバイスをもとにご説明します!
猫にフケが出る原因と対策は?
乾燥
空気が乾いていると、皮膚が乾燥してフケが出やすくなります。
暖房やエアコンが効いたお部屋で一日過ごしていると乾燥するため、加湿器などでケアしてあげてくださいね。
高齢猫になるとさらに皮膚がカサカサするため、こまめにお部屋の湿度管理をしてあげることが大切です。
シャンプー
シャンプーをしすぎると、皮脂不足でフケが出やすくなります。
猫は自分でキレイに毛づくろいできる生き物なので、必要以上のシャンプーは控えた方が良いでしょう。
また、シャンプー後のドライヤーを嫌がる猫ちゃんは多いですが、濡れたままにしているとカビが発生してフケの原因になるケースも。
体を洗ったらしっかり拭いて、弱風でよく乾かしてあげてくださいね。
アレルギー
ハウスダストや花粉アレルギー持ちの猫もフケが出やすいです。
我が家のアレルギー持ちの猫は、耳に湿疹が出るのと一緒に身体からフケが出ていましたが、病院でアレルギーを抑える薬をもらってからピッタリと症状がでなくなりました。
フケと同時に、皮膚に異常がないかもこまめにチェックしてあげましょう。
またアレルギーを抑えるために、床掃除をしてダニやハウスダストを取り除いてあげることも大切です。
シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター 13畳
加湿でフケを防ぐだけでなく、猫風邪の予防やアレルギー対策におすすめの空気清浄機です。
花粉症やタバコ臭にも効くため、猫だけでなく人間にも役立ちますよ。
カビやダニ
カビやダニに寄生されると、猫はかゆみに襲われて身体をよく掻くようになります。
掻いた傷からフケやカサブタができ、悪くなると全身に広がってしまうため、カビやダニが原因のフケは早めの治療が大切です。
悪化する前に獣医さんに診てもらってくださいね。
フード
ご飯の栄養が不足しているとフケが出やすくなります。
人間もジャンクフードばかり食べていると、肌荒れしたり髪の艶がなくなったりしますよね。
猫も安いご飯ばかり食べていると肌が荒れてしまうのです。
フケの予防には、猫がいちばん必要とする「タンパク質」が多めに入ったフードを選ぶことが効果的です。
ニュートロ ナチュラルチョイス キャットフード 穀物フリー アダルト ダック 2kg
厳選した自然素材で作られた高品質のフードです。
たんぱく質たっぷりで、これを食べると肌の調子や毛艶が良くなる猫が多いです。
香りが良く美味しいようで、うちでは猫全員が喜んで食べてくれました。
猫のフケを防ぐ!おすすめ予防法
シャンプー
適度なシャンプーはフケの予防に効果的です。
人間もシャンプーすることでフケが出にくくなりますよね。それと同じ原理です。
猫の毛や皮膚が汚れているなと感じたら、2ヶ月に1回程度のペースでシャンプーしてあげましょう。
人間用のシャンプーは刺激が強すぎるため、猫ちゃんの肌質や毛の長さに合わせて、猫用シャンプーを使ってください。
手のひらや柔らかいブラシで、肌を傷つけないように優しく洗ってあげてくださいね。
保湿スプレー+ブラッシング
猫用の保湿スプレーで肌をしっとりさせてからブラッシング。
この方法もフケの予防に効果的です。
保湿スプレーならシャンプーが苦手な猫でも簡単にお手入れできるため、ストレスを感じさせずに済みますね。
長毛種だと毛だけがしっとりして肌は乾燥したまま…というケースが多いため、短毛種の猫におすすめの方法です。
猫のフケと抜け毛におすすめのシャンプー
大きなフケが出るときにオススメ
ヒノケア べたつき肌用
脂っぽい皮膚で大きなフケが出ているときは、余分な皮脂を落とすタイプのシャンプーがおすすめです。
このシャンプーは余分な皮脂を抑えつつ、うるおいはしっかりキープしてくれます。
細かいフケが出るときにオススメ
ノルバサン シャンプー 0.5
細かいフケが出て皮膚がカサカサしているときは、保湿できるシャンプーがおすすめです。
こちらは子猫にも使える刺激が少ないシャンプーで、カビや細菌も退治してくれますよ。
フケが大量に出るときにオススメ
薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー 犬猫用
大量のフケはカビやダニが原因。抗菌シャンプーでケアしましょう。
こちらは動物病院でもよく使われている、皮膚トラブル用のシャンプーです。
低刺激なので皮膚が敏感な猫でも使えるのが嬉しいですね。
まとめ
少しのフケなら新陳代謝による自然なものだと思ってOKです。
しかし急に量が増えたり猫が痒がっている場合は、病気のサインの可能性も。
そのままにしておくと悪化してしまいますので、早めに病院で診てもらってくださいね。
・フードの見直し
・床掃除
など、普段からできる予防も大切です。
さらにスキンシップをたっぷり取って、こまめに肌や毛の状態をチェックしてあげましょうね!